令和家族の風景

女性の社会進出と男性の家庭進出で理想の家族に!?

バズる夫の悪口、炎上する妻への苦言

こんばんは、taa-です。

コロナの感染者が激増していますが、検査数も増えているのと、死者数がほとんど増えていないので、リスクの高さがよく分からなくなってきました。インフルエンザを含む他の病気や交通事故等で亡くなる方の人数を考えれば、個人的には緊急事態宣言の時のような自粛は勘弁してほしいと思います。ワイドショーなどマスコミにより恐怖が煽られ過ぎて、正しくコロナを恐れる姿勢を忘れないようにしたいですね。

今ネット上はコロナの話題で持ち切りですが、以前からある風潮として、妻が家事育児しない夫を叩くとそのツイートはバズる、というものがあります。

「性格の悪い夫へ思うことを呟くとバスる」「旦那を冷凍庫にしまいたい、冷凍ならゴミに出すよりいい」「少子化は女性のせいではなく、子育てのために自分の人生と生活を1ミリも犠牲にする気のない男性のせい」「夫も靴下を履かせるのが妻の務めと思っている男性が一定割合いるらしい」これらはツイッター上で発せられ、バズっていたツイートです。どうでしょうか?そしてリプ欄は妻の皆さん方がウチのダメ夫はこうだ、というエピソード晒しワングランプリが開催されています。夫側の僕が見るとメチャクチャ気分が悪くなります。一方、「俺も家事育児やるから君も同じだけ稼いできてね」という夫が妻に苦言を呈するようなツイートは、リプ欄が荒れて炎上します。これにウチの妻は子供が生まれてから太り続けているなどというエピソードをリプしようもんなら大炎上確定です。

どうも未だに家事育児の方が仕事よりも大変で、仕事だけして家事育児をしない夫はけしからんという意見が正しいと認識されているようです。特にワーママさん方は、女性だけが仕事も家事育児も両方しなければならず、女性は生きづらい社会だと息巻いておられるのを目にしますが、男の僕としては、男に生まれただけで頼んでもいないのに家族の生活を背負わされています。僕はもっと仕事を減らして家事育児したいと思っても妻の収入の状況では叶いません。以前のブログで書きましたが、

【予想】男性の育休義務化は失敗に終わる - 令和家族の風景

日本社会自体が昭和から脱することができず、一人一人の社員に目一杯仕事を持たせて長時間労働を強いているため、妊娠出産のある女性が活躍できる状態にないことが根本原因であると僕は考えています。

その状況を踏まえてこれも以前のブログにも書きましたが、

家族という組織運営 - 令和家族の風景

家族は一つの組織であって、役割分担があります。そして仕事と家事育児はどちらが大変という論争は、その家族の状況にもよって千差万別で比べても仕方ありません。でも理解のある僕の妻でさえ、このコロナにより僕が在宅勤務になって、半々の分担ぐらいやれていた家事育児が、徐々に僕の出勤が増えたことで相対的に家事育児率が減ったことに対して機嫌が悪くなっており、中々夫婦が完全に分かり合うのは難しそうと痛感しました。

とはいえ、ネット上で旦那さんを叩いたところで何も解決せず、僕のような人間が嫌な思いをして、互いに精神衛生上よくないことしかありません。世の奥様方に言いたいことは、夫の悪口も程々にお願いします、ということです。家族なのでお互い助け合いましょう。

テレビ・ゲームとの付き合い方

こんばんは、taa-です。

小学校も保育園もひとまず通常通りとなり、日常が戻りつつあります。仕事の方も出勤が増えてきて、そうなると残業もしだしているので、長時間労働は元に戻らないよう注意しようと思います。

コロナで自宅待機の間、お世話になったテレビとテレビゲームですが、僕も子供頃テレビっ子で、テレビを見過ぎたり、ゲームをやり過ぎて、親と揉めたり、自分自身が困ったことがありました。家にいる時の娯楽の王様テレビですが、子どもたちにとってその付き合い方は注意が必要です。

まずは視力の問題です。テレビばかり見ているとやはり視力が落ちることはあるようで、文部科学省がまとめた2016年度の学校保健統計調査によると、裸眼視力が「1.0未満」の小学生の割合は31.46%と過去最高とのことです。特に寝転んでテレビを見ると左右の視力に差が出て、さらに視力低下が進む可能性もあるとのことです。

また、テレビの弊害で、情報が一方的に流れてくるので脳が働いていないと言われ、そのため受験の専門家などからは、難関校を受験するならテレビを一日○時間までにしないと合格できない、という話を耳にすることもあります。ただ、僕はこの意見には懐疑的です。確かに一日中ずっと見ているのは良くないでしょうが、見る番組を選べば実生活では体験できないことが疑似体験できて、子どもたちとのいいコミュニケーションツールになります。我が家では、動物・旅・スポーツ・クイズ番組なんかを子どもたちと見ています。動物や旅番組では世界の色々な場所に行って、世界にはこんな場所があるんだ!ということが分かりますし、スポーツは見るとやりたくなってくれる、クイズも分からない事があると辞書を引いて調べています。他にもお笑い番組を見て、ユーモアセンスを磨くことだって大切。もちろんポケモンなどアニメも大好き。アニメだって悪いことばかりではありません、むしろ人生に大事な事を教えてくれる事だってあります。映画を見ることは文化的な行動と市民権を得ているのに、テレビだと良くないような扱いはおかしい。要は、何事も過ぎたるはなお及ばざるがごとし、勉強だってスポーツだってやり過ぎはいけません。なので僕は程度だけを注意するように心掛けています。ただ、テレビゲームは、僕もドラクエ世代でハマりましたが、あれは時間を忘れてしまうので要注意。時間を約束することが大事かもしれないですね。でも少なくとも、どこかの自治体のようにお上が縛ることではないと思います。ある議員さんが「最近の親が長時間労働をしているので、子どもがゲームに依存する傾向にある」と言ったそうですが、いやいやそれならゲームの方ではなく、長時間労働を是正する政策を取ってくれよと思います。

とはいえ、テレビ・ゲームは放っておいたらずっとやっているので対策が必要です。今のところ、我が家のテレビ・ゲーム対策は、“外に遊びにいくこと”です。外で遊ぶと遠くを見るので視力の問題も解決されます。ウチの子どもたちはテレビ・ゲームをしていても僕が「外に遊びに行こう」と言うと、テレビ・ゲームを止めてくれます。

そうなるためには、テレビ・ゲームよりも外に遊びにいく方が楽しいと思わせる必要があり、僕自身が外で体を動かして遊ぶことが楽しいと体で示しています。子どもはやっぱり親の影響を受けるので、親が楽しそうに外で遊んでいれば外で遊ぶのが楽しいと思うみたいです。それを活かして最近は、僕があえて子どもたちの前で読書をしていると、小2の長男が学校の図書室で本を借りて読むようになりました。いい事ですよね。悪い事まで伝染らないように気を付けないと。

でも一緒に遊んでくれるのは、何才までかなあ。。。

 

9月入学の是非

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もし今年9月入学が実施されるとすれば

こんばんは、taa-です。

緊急事態宣言が明けてしばらく経ちますが、第二波も限定的でうまく抑え込めたと感じます。後はワクチンか薬ができて、元の生活に戻ればいいのになとは思いますが、在宅ワークなどで価値観は大きく変わったので、仕事のやり方も変わりそうですね。これを機に長時間労働が無くなることを願うばかりです。

コロナによる休校を受けて、学校の9月入学が脚光を浴びています。以前から議論されていて、コロナを逆手に取ってということなんでしょうが、年長さんの子供を持つ当事者として、9月入学について考えてみました。

まず9月入学のメリットは何でしょうか?よく言われているのが、外国と合わせることによる留学および留学生の受入れのし易さが挙げられています。国際基準にするのは結構なことかと思いますが、それ以外に大きなメリットは特にないようです(今は特別にコロナの遅れを取り戻す)。逆にデメリットは何と言っても莫大な労力がかかることです。ある意味社会構造の転換とも言うべきことで、学校や家庭に留まらずあらゆる機関に影響があることは明白です。このメリットデメリットを見ると、反対する人が多いのも納得できます。僕もこの時点では9月入学に反対です。

それと気になるのが、年齢と学年がどうなるのかということです。頭がこんがらかるので、表にして整理してみましたが、前提となる外国の年齢と学年が分からなかったので調べてみました。各国とも小・中・高の仕組みが違ったりするので、一概には言えませんが、高校が終わるのは大体18歳になる年なので、揃っていると思われます。そうなると、4月から始まる日本は、9月から始まる諸外国よりは、早く教育が始まっていることになります。ならば半年遅らせてもいいのかもしれないですね。

しかしそれよりも調べてみると諸外国では、留年や飛び級が当たり前になっており、そもそも学年と年齢を気にするのが日本的な発想ということを知りました。さらに一律に学年を進むのではなく、教科による留年や飛び級もあるようです。その結果として、就職も通年採用が当たり前で、新卒一括採用をやってるのは日本ぐらいのようですね。こういう状況を見ると、何でもみんな一緒というのは、日本のいいところでもあり、悪いところでもあって、国民皆保険などはいいところですが、進学→就職はみんな一緒でなくてもいいなと思うようになりました。昭和から続く、学歴社会を勝ち抜きいい大学に入って有名な企業に入るというモデルではこれからの時代、グローバルな企業が勝ち残るのは難しいのではないかと思います。自分を思い返しても、何も考えずに勉強して大学に入り、何も考えずに3年生の終わりから就職活動を始めていました。留年も飛び級もあり就職も通年採用であれば、ただ有名な企業に入るではなく、もっと自分のやりたい事やキャリアについて真面目に考えていたのではないかと思います。この9月入学の議論を契機に、もっと柔軟な教育や就職に日本も移行していくようになれば、子どもたちにとってもいいのになと思います。そう簡単には変わらないだろうけど。

色々考えた結果、僕は9月入学には賛成となりました。ただ、どこかで学年や年齢で調整が必要になってくるので、その調整に自分の子供がかかったとしても、文句は言いたくないですね。nimbyな考え方は不毛な議論で時間費やすだけですからね。

ウチの子どもたちが社会に出るのは、15年後ほど先ですが、未だ新卒一括採用なのか、自分の特性や能力を活かして仕事をしているのか、興味深いですね。

夫目線の家事技術【料理編】

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とある日のおかず(あんまりウマそうではない)

こんばんは、taa-です。

緊急事態宣言解除されましたね。社会を動かしていくわけなので、多かれ少なかれ第二波は必然で、いかにウイルスと共存していくかが課題なのに、相変わらずワイドショーは不安を煽る事ばかり言っています。本当見ないに限りますね。

新型コロナ禍により在宅ワークとなり、家にいる時間が増えたため、前回から夫目線の家事技術(大した事ない・・・)を書いています。今は食事の準備も妻とほぼ半々になっており、今回は【料理編】ということで、給料の手取りが減っている分、家計に一番貢献するのが食費と思ってご飯を作っています。

以前のブログにも書きましたが、

家事界のラスボス 【料理】 - 令和家族の風景

家事界のラスボス;料理に関して、自動調理家電を買ったことに端を発し、アラフォーで料理を始めました。我が家の子どもたちは、小二の長男が体重30kg年長さんの次男が22kgと、年齢にしてはいい体格をしています。大きくなるのはまだまだこれからですが、よく食べてくれます。今のところ我が家の食事は間違っていないのかなと思っています。

まず、子どもたちがご飯をいっぱい食べるコツは、料理の前に何と言っても動かしてお腹を減らすことです。外で思いっきり遊んだ後は、その小さなお腹からは信じられないくらい食べてくれます。緊急事態宣言中は近所の公園に毎日通って色んな遊びをしました。

ただ、子どもなので食べるのは、自分の好きな物に偏ります。お肉や麺類などは勝手に食べてくれますが、野菜は食べてくれません。「野菜も食べよー」と言うと、とりあえず食べてはくれますが、量が足りません。

そこで野菜を食べさせる秘策ですが・・・、いにしえから伝わる混ぜこぜ作戦です(超普通)。ハンバーグ、カレー、チャーハンにこれでもかとばかり野菜を混ぜ込みます。野菜は本来おいしいので、混ぜることでおいしさが増し、知らずにたくさん野菜を取ってくれます。僕のオススメ野菜混ぜレシピは、ラーメンです。スーパーに売っている色々野菜が入ったスープ用のセットがありますが、あれをラーメンのスープにすることで、ラーメンでもいっぱい野菜を食べてくれます。

今は学校、保育園がなくて3食用意しなければならないのですが、妻とともに悩みの種が、昼ご飯でした。給食のありがたみが身に染みます。そこでもう昼は適当にしようと決めました。チャーハン、麺類、ピザ、冷凍食品とにかくお腹が満たされればOKぐらいの気持ちで済ませています。

なので少し頑張っているのが晩御飯です。僕が作る時のメニューは、子どもたちに聞いたり、冷蔵庫の中を確認したりして、後はスマホで検索すればレシピはいくらでも出てきます。いい時代ですね。時には子どもたちも巻き込んで料理をします。晩御飯の野菜は専らお味噌汁ですね。乾燥野菜と秘密兵器、茅乃舎さんの出汁パックを入れて作ると、本当に美味しくて子どもたちもおかわりしてくれます。

こんな感じであまり特別な事はしていません。いい意味で適当に考えていて、子どもたちがいっぱい食べてくれて、病気にならなければいっかという気持ちです。目下悩み中はアゴを使って食べる固い食べ物が少ないことですね。最近の子供はあごが小さくて歯がちゃんと生えないらしいですから。

本当に皮肉ですが、この新型コロナ禍により、家庭内は僕が目指していた理想の令和家族になっています。少し前まで子どもたちと料理ができるなんて考えられませんでした。これから解除の方向に動いていく中で、できるだけ今のバランスが保てるようにしたいですね。

夫目線の家事技術【掃除・洗濯編】

こんにちは、taa-です。

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言がやっと解除に向かっており、少し希望が出てきましたね。医療崩壊を防ぐことはできたので、後はワクチンか薬さえできれば、SARSのように今後はインフルエンザの一種として、共存していくことができるのではないでしょうか。そうなってほしいものです。

仕事は在宅ワークが続いているため、長時間勤務がないのはいい事ですが、今まで労働基準法36協定ギリギリまで残業していたのが、在宅ワークで残業が0なので手取りはかなり下がります。残業代をあてにして生活しているわけではないので、赤字になることはありませんが、仕事が減って家にいる分、少しでも家計に貢献しようと思っています。

今までは主に妻が家事をしてくれていましたが、今は僕も積極的に家事をして、ほぼ半分ずつになっています。別の人間が家事をすることによって、掃除もする場所が違う、洗濯も洗う物が違う、料理も使う食材や調味料が違うので、それだけでメリットがありますね。そこで今回は、夫目線での家事技術【掃除・洗濯編】について語りたいと思います。

まず家事の前提とも言える家電について、もともと共働きなので、できる限り家事を楽にする家電は揃えてきました。食洗機・洗乾機・浴室乾燥は普段から大活躍しています。

①食器洗い

食器類は食洗機に入れて終わりですが、鍋やフライパンは手で洗う必要があり、特に油汚れがひどいので、一苦労します。僕がよくやるのは、料理で使った直後に鍋やフライパンに水を入れて沸騰させます。直後であれば余熱もあり、すぐに沸騰します。それを柄のついたスポンジでこすれば汚れはすぐ取れます。さらにその熱湯をシンクに入れた包丁やまな板にかければ殺菌消毒をすることができます。

②洗濯

衣類を全て洗乾すると傷む服もあるので、多くは外に干すか浴室乾燥しています。布団のシーツやタオル類は洗濯機で洗乾すると、高温になりダニを死滅させることができるため、洗乾します。まだ子どもたちはおねしょすることがあるので、シーツ類は洗う頻度が多いですが、天候に関わりなく乾くので、洗乾は欠かせません。

③掃除

時短家電といえば、ロボット掃除機ですが、我が家は購入していません。値段が高いこともありますが、家電屋さんで見ると意外と大きくて邪魔になりそうと感じました。それよりバッテリー型の小型の掃除機とほうきを使っています。最近の?ほうきは目が細かくてよくゴミが掃けます。当然軽いのでほうきで掃いてゴミを集めて、小型掃除機で吸い取る、これが非常に楽です。それとよく汚れるのはフローリングですね。子どもたちがずっと家にいて走り回っていますので、足跡が見えるぐらい汚れます。フローリング用のシートで応急的に拭きますが、効果はいまいち。そこで頼れる家電がスチームクリーナーです。使用後はフローリングの肌触りが変わります。こうしてみると、僕は熱を信じています(笑)。クリーナーの先端につける布は、子どもたちの着られなくなった服があれば事欠きません。

以上が夫目線の家事技術【掃除・洗濯編】です。偉そうに書きましたが、そんなにマメにしているわけではなく、部屋が汚れたり洗濯物が溜まってからやっているのが実状です。。。次回【料理編】に続く。

「勉強しなさい!」を言わない

こんばんは、taa-です。

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言、5月末まで延長されてしまいました。GWは休みなので、子どもたちと公園で遊んだり、ゲームをしたりして凌ぎましたが、あと一ヶ月なかなか大変ですね。何とか乗り越えないと。

小二になった長男は、学校から長期休み中の宿題を色々ともらっています。それを自分からやってほしいのですが中々うまくいきません。そこで言いたくなる「勉強しなさい!」ですが、僕も子供の頃、その言葉を言われて勉強をしたためしがなく、結果として勉強が好きではなくなってしまいました。自分の子どもたちにはそうなって欲しくないし、ネットで調べても「勉強しなさい!」はやはり効果のない言葉のようですね。使わないようにしないと。子どもたちが大好きなドラえもんも、そういう意味では良くないですね。のび太はママからいつも「勉強しなさい!」を言われていて、嫌々机に向かっています。ドラえもんに限らず、“勉強は楽しくない苦行”のイメージを子どもに植えつけてしまう機会は色々あるので、気を付けたいと思います。その一つとして、ご褒美作戦があります。これもよくないようですが、我が家では妻がよくやります。妻は学生時代インターハイに出るなど、いい成績を上げられたのは、子供の頃にご褒美作戦をされていたおかげと考えているようです。その成功体験から子どもたちにも、「宿題をしたら〇〇を買ってあげる」と言うのですが、やはりそれも“勉強は楽しくない苦行”と子どもたちに認識させてしまうと思います。なので他の方法で、自ら机に向かうように仕向けようと僕なりに作戦を考えました。

まず何の宿題があるのか、全体を子どもと一緒に確認して「5/6までに全部終わらせればいいから、やり方は任せる」と話しをしてみました。その結果は、、、できませんでした。小二にいきなり裁量労働制をやらせても、じゃあ何をすればいいのかわからず、実行するのは難しかったようですね。やっぱりベタですが、日々の計画を立ててやる事を決め、「今日の分は終わった?」と言うことにしました。これで何とかドリル・本読み・日記等々の宿題を全てこなしてくれました。

ネット情報もざっと調べてみましたが、「勉強しなさい!」を言わずにただ放っておいても、子どもが自分から勉強することはないようですね。つまり何かしらの仕掛けがないといけないわけですが、やはり魔法のような方法はなく、親の姿勢にかかっているに要約されると思います。子は親の鏡、せっかく在宅ワークが続いているので、親が勉強や仕事に取り組んでいる姿勢を見せようと思います。

ここでそもそも論として、何のために子どもに勉強させるのかを考える必要があると思います。昭和から続く、学歴社会を勝ち抜きいい大学に入って有名な企業に入るというモデルは今崩れつつあります。僕らはこのモデルで育ったので、今思い返してみると、ある意味何も考えず、勉強さえしていれば良いと言われていました。今でも会社を見渡すと、明らかに学歴でフィルターにかけて採用しています。なので、完全になくなるとは思えませんが、子どもたちが大人になる15年後は、どんな世の中になっているか分かりません。もちろんまだ小学生なので、基本的な読み書き計算などは、どんな社会になっても必要であり、今の勉強は必須ですが、その後もいわゆる勉強をするだけが人生を切り拓く手段ではなくなっていると思います。つまりは子どもたちの可能性を見つけることであり、まだ少し先ですが、今から何が向いているのか頭の片隅に置きながら、子どもたちと接していきたいと思います。

疾風勁草:コロナ禍から見えてきた事

こんばんは、taa-です。

新型コロナウイルスでついに日本全国が緊急事態となってしまいました。返す返すも1月の時点で中国からの入国を禁止にしておけば良かったのに、と思いますが今さら言っても仕方ないですね。自宅待機が長引く中、我が家では予め買っておいた任天堂switchを子どもたちに解禁して、ポケモンのゲームをさせています。ゲームばかりは良くないので、勉強もしたり、近くの公園にも連れて行って、一緒に遊んでいます。東京のように人が多いところでは、公園すら感染リスクがあるようですが、そこまで人は多くないので、親子で遊ぶ分には、公園で感染するリスクより、元気に遊んで免疫力を上げる方が大事と考えています。

緊急事態宣言が出されている中、つい最近まで僕は毎日会社に出勤し、いつものように遅くまで残業していました。僕の仕事は医療でも生活に必須でもありません。去年から担当している業務が最終局面を迎えており、重要な案件でありますが、完全な収益事業です。緊急事態宣言以降、保育園も医療関係者等しか預かれない中、頼み込んで子どもを預かってもらいました。会社の重要案件を任されているのは誇らしい事ですが、国民全体で自粛をしている中、毎日電車に乗って出勤するのは、本質的には繁華街やパチンコに行って感染リスクを拡大させている人たちと同じと思うと、情けない気分になります。何より自分や子ども、保育園に感染リスクを負わせてまで、今会社の収益のために仕事をすること自体に違和感というか、価値観の相違を感じてしまいました。今は一旦仕事を止めて、家族と家で過ごすことが最優先というのが僕の価値観ですが、会社との溝は正直埋め難く、今後関係を見直したいと思いました。

また在宅していると、普段は見ない地上波テレビのワイドショーを少し見てみましたが、ひどい内容ですね。マスク2枚や安倍首相の動画を批判ありきで安全圏から文句を言っているだけ。批判するなら代案を出さないと会社なら全く相手にされない不要な人です。そもそも専門家ならまだしも、お笑い芸人や芸能人に政府や自治体、官僚の方々も文句を言われたくないでしょう。芸能人は反体制的な事を言えばカッコいいとか、マスコミに使ってもらえると適当に思っている程度ではないかと思います。

「疾風に勁草を知る」と言いますが、このコロナ禍によって、会社やテレビなど普段は何も思っていなかった相手の本性が露わになりました(意味は逆か・・・)。

この先、連休明け以降いつまでもこの自粛を続けると社会そのものが死んでしまいます。どこかで社会を動かしだす難しい判断を政治家や官僚が下すことになると思います。庶民である僕は、下された判断の中で精一杯、家族を守ることを最優先に行動していきますが、この局面でもまた、疾風に勁草を知ることになるような気がしています。