令和家族の風景

女性の社会進出と男性の家庭進出で理想の家族に!?

怒らせない技術

こんばんは、taa-です。

新型コロナウイルス騒動の関係で、子どもたちと過ごす時間が増えたかつ、どこかに出かけるわけにもいかないので、家の中で普段できないことをやっています。この前は忙しい日々ではできなかった家の大掃除をしました。子どもたちにも、「あの部屋片づけて」「ここ掃除機かけて」と頼むと「うん!」「次は何?」と張り切って手伝ってくれます。年中さんの次男くんは何でもお兄ちゃんと同じがいいので、長男だけに任せていると「兄ちゃんだけずるい!」と、ご飯の時のようにお手伝いをせがんできます。掃除なんて楽しい事ではないですが、親が一生懸命やって、子どもに一部分を任すと、同じように一生懸命やってくれることってありますよね。この辺りの子どもの気持ちは別の機会に掘り下げてみたいところです。

部屋も片付いたところで、前回のブログに書いた最も重要な作戦④“公園で遊ぶ”を実行します。このコロナ騒動でどうしても運動不足になりがちですし、疲れさせてご飯たくさん食べて夜ぐっすり寝てもらうために、こっちも必死です。ここで盛り上がる遊び方が、“ゲーム形式”で遊ぶことです。球技で勝負する、縄跳びで何回跳べるか競う、かけっこで競争するなどなど。この時、親VS子ども、兄VS弟、VS友達など様々なパターンがありますが、盛り上がる反面、ひとたび負けると怒ったり泣いたりしてゲームが中断してしまいます。これが毎回起こって本当に困ったものです。最初は、「ただの遊びなんだから泣くな!」と言っていましたが、相手はまだ小1と年中さんの子ども。よく考えたら、自分も高校生ぐらいまで友達と桃鉄やって、負けたら怒っていたような気がします。。。意味のある勝ち負けと意味のない勝ち負けを区別するのはまだ難しいとようやく僕が理解しました。また、ざっとネットと調べるとそれぐらいで泣くななどと子どもに言うと、自分を否定的に捉えるようになることもあるようです。

そこで最近は子どもの怒りに対して、こちらも怒るのではなく「気持ちは分かるけどな。」と一度共感してから、一旦そのゲームからは外して「やりたくなったら入ればいいよ。」と言っています。これをするとしばらく離れていますが、やっぱり遊びたいので入ってきます。そしてその直後は負けてもあまり怒らなくなります。離れている間子どもなりに気持ちに整理をつけているのだと思います。ただ、また次の日遊びに行って、負けたらまた怒り出す。。。子どもってこの繰り返しですよね。僕は何回も同じ事を言っても聞かない時は、強く怒ってしまい後からいつも反省するのですが、これでは子どもと同じですね。一方子どもの方は、いくら怒られようと5分後にはケロっとしていて、あきれるような頼もしいような。・・・また話が逸れましたが、ゲームで子どもが怒りだした時は、一旦共感して放置、これが今のところベストです。お試しあれ。

コロナ騒動が長引いてきて、学童で過ごすこと、公園で遊ぶことに少し飽きがきているようです。当然ですよね。でも心配なので何か次の手を考えないと。

作戦:コロナ騒動を乗り越えろ!

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100万円以上減った・・・



こんばんは、taa-です。

新型コロナウイルス騒動は簡単に収まりそうにない様相を呈してきました。国の対策について、個人レベルで何か言っても仕方ないので、できることをやっていきたいと思います。具体的には、元気に過ごすことに尽きますね。ただ皮肉なもんで、有休とったり時差出勤していることで、ここ最近にないぐらい体調が良くなっています。せっかくなのでキープしなければ。

それより、これだけ何もかも中止、延期、自粛となると経済状況が心配になりますね。個人的にはコツコツやってきた投資信託がこの1ヶ月で、100万円以上値下がりしてしまいました。。。僕はインデックス投信を世界分散させて買っていますが、株も債権も軒並み下がっています。でもここでへこたれず人類を信じて淡々と続けていこうと思っています。

経済の心配よりも、親としては何より子どもの生活が心配です。学校の休みも延長され、習い事も休み、キャンプ・スポーツイベント・体験型の学習教室等々も中止になり、やれる事が限られています。学童や保育園がまだあるので、何とか妻と仕事のやりくりをして耐えている状態ですが、先日も会社を休んで、1日子どもと過ごしていたところ、時間を持て余しました。子どもにとって空白期間にならないように、作戦を色々考えて、この騒動を乗り越えたいと考えています。

作戦①:家で勉強

家を買った際、リビングにカウンター机を作ったので、そこで宿題はしてくれます。僕が同じ机で勉強することで、子どもたちに「勉強しなさい」を言わず勉強できるようになればいいなと思っています。あとは、面白い教材(ポケモン、パズル系)などを使って、何らかの勉強はさせたいですね。

作戦②:家で遊ぶ

テレビは放っておいたらインターネットテレビを完全に使いこなして、ずっと見ています。あとはタブレットでオセロなどの頭を使うゲーム、折り紙・塗り絵・トランプ・UNO・かるた、などで気分転換を図ります。

作戦③:ご飯の準備

スーパーの買い物は喜んで付いてきてくれるので、買う物を選ばせます。「綺麗な玉ねぎ探してきて」と言うと真剣に探してくれて、さらに料理まで手伝わせると、そのおかずはよく食べます。

作戦④:公園で遊ぶ

子どもが公園にいると苦情を言う人もいるらしいですが、遊ぶのは自由だー!自分の運動不足解消も兼ねて子どもたちと思いっきり遊びます。体力を使い切らせれば、よく眠るのでコロナ対策としても最も大事な作戦かもしれません。

作戦⑤:自然界に逃げる

④までの作戦をいくらやっても、行く所が限られて閉塞感が出てくる可能性があると思います。だからといって人の集まる場所には行けないので、小旅行の計画を立てたいと考えています。その行先は、人の集まるホテルでは意味ないので、自然の中にあるキャンプ場、最近は便利なグランピングなるものもあるようなので、いい所を探して、ウイルスから逃げたいと思います。

以上の作戦で、時間を無駄にせず、子どもたちが楽しく過ごすことができればいいなと思います。むしろ僕は子どもたちと過ごす時間が増えたので、この期間を大事にしたいと思っています。

家族という組織運営

こんばんは、taa-です。

コロナウイルスの影響が収まらないですね。我が家も小1の長男の学校が休みになり、学童に行かせていますが、学童の先生たちも大変なので、できるだけ妻か僕が休んだり、早く帰ったりしています。情けない話ですが、こんな状況になって初めて会社も時差出勤、有休を推奨し、長時間労働が緩和されています。とはいっても、業務自体を遅らせるとか止めるということはしないのがらしいところなのですが。。。ただ、早く帰ろうという雰囲気になっているだけマシで、少し時間に余裕が出てきました。この騒動を機に、長時間労働していた会社員たちが元気になり、インフルエンザやほかの病気が減り、無駄な業務に気づいて生産性が上がり、結果的に社会全体のダメージは少なくて済みましたとなればいいのになーと思ったりします。無理かなあ。

そんな状況の中、ネット上ではワーキングママさんによる、母親だけ休んだり時短勤務するのはおかしい!という意見がバズっています。これは今のコロナ騒動だけではなく普段からで、ワーママは仕事に育児に大変なのに夫は仕事しかしない!という意見に合わせて、クソ夫エピソードが載せられて、よってたかって夫を叩くみたいな状態を見ると、僕はとても気分が悪くなります。それは、僕自身も仕方なく似たような状況にあるからです。僕だけでなく、会社の若手や友達を見ても、みんな家族のために必死で働いて、もちろん子どもが大好きで何とか育児をしようとしている父親ばかりです。本当にネット上のクソ夫なんて存在するのでしょうか?いてもごく僅かなのではないかと思います。

また、僕が常々思っているのは、家族も一つの組織であり、その組織運営のために役割分担が必要ということです。ざっくり役割は、金を稼ぐ【仕事】・生活をする【家事】・子供を育てる【育児】の三つとして、その役割を誰がどれだけ果たすのかが組織運営の肝です。理想は全ての役割を夫婦半分ずつにすることです。けれど、多くの場合夫の収入の方が多い。国の就業構造基本調査というデータによると、収入の割合として大阪府は夫96妻4という結果が出ています。つまり【仕事】の役割は夫が担っているため、相対的に【家事】【育児】の役割を妻が担うのは、ある程度必然的なことです。もちろんだから夫は【家事】【育児】をしなくていいとは言っていません。むしろ僕はもっと【家事】【育児】をしたい。でも収入を担う夫は仕事に時間を割くため早く帰れない。だから母親がお迎えに行く夫婦が多い。それが現実です。ただし、妻の収入が低いのは、能力が低いからではなく、出産でキャリアが途切れる女性全体の収入に関する大きな社会問題だと思います。これは別問題として対処すべきです。

ならば夫が収入を落としてでも育児に参加すべきという意見もありますが、具体的に収入を落とすとは配置替えや転職になると思います。妻の収入を上げるためにそのリスクを負える夫婦がどれ位いるでしょうか。夫が収入を下げて家事育児しても妻の収入が上がる保証はありません。僕には正しい順番とは思えません。

結局言いたいのは、夫婦で対立しても仕方なくて、家事育児も仕事も同じくらい大変なので、お互いに助け合おうよということだけです。クソ夫エピソードを披露するのは勝手ですが、それに乗っかって夫を叩いても僕みたいな人間の気分を悪くするだけで、夫婦の分断を煽る結果にしかなりません。助け合いましょう。我が家は【仕事】【家事】【育児】の役割分担ができるだけ同じになる理想の令和家族を目指しています。

令和家族の繁忙期

こんにちは、taa-です。

すっかりブログの更新ができずにいました。コロナウイルス大変な事になりましたね。流行り出した時に中国人の入国を禁止にして欲しかったけど、当時やっていたら大きな反対が起きていたでしょうね。でもこうなった以上、今は政府を批判しても仕方がないので、ウイルスにできるだけ感染しない、感染してもウイルスを跳ね返すような免疫力を上げる生活が最も大事かと思います。

子どもが学校休みになったため、我が家は、学童と妻と僕の休みで何とか乗り切ろうと考えています。それで今日は僕が有休を取って、子どもと留守番です。用事のない休みは本当に久しぶりなので、子どもが勉強している横で久しぶりにブログを更新することができました。

なぜブログを更新できなかったかと言い訳しますと、出世レースは棄権したと偉そうに宣言したにも関わらず、半年も経たない内に長時間労働に逆戻りしたからです。担当業務が問題を抱えながら佳境を迎えたことによりますが、年末から年が明けて今まで怒涛の忙しさでした。妻も年末は仕事が忙しく、仕事と育児で夫婦揃っててんてこ舞いでした。

普段は週に1回は定時退社して保育園にお迎えに行くのですが、それもままならず、おかげで妻の仕事も回らず、土日に会社へ行って補うため、僕が土日ワンオペ育児をして、何とか家族という組織を回していました。最悪僕が土曜日に仕事に出た時は、妻の実家に子どもたちを預けていました。恵まれた環境だなと思います。でも土日以外は子どもたちと会話する時間すらなく、家族との時間を犠牲にしたと思います。その事を素直に妻に話したところ、「子どもたちは何とかするから仕事頑張って」と言ってくれました。

体を壊しては元も子もないので、睡眠時間だけは6時間確保するように努めて、家には寝るために帰っていました。土日のワンオペはゆっくり休むことはできませんでしたが、しんどくはなくて、逆に子どもたちと過ごすことで何とか精神的に癒されて持ちこたえることができたと思います。

そんなこんなで何とか乗り切りましたが、無理をして乗り切った事は、本当はよくない事だと思います。会社から見ると(社員を無理させていることは認識しているとは思いますが、)こんなスケジュール感でできるんだという誤ったメッセージを実績の形で残してしまいました。僕は工事に関する仕事をしていますが、現場でよくあるのが、工期を守るためにそこで働く人たちが大きな無理をしていることです。無理に無理を重ねて何とか工期を守ることで、会社はまた次の工事で無理な工期を設定する、こういう事が繰り返されています。本当は何とかするのではなく、「できません」と言って、適切な工期を再設定するのがあるべき姿なのですが、そんな事中々できないですよね。

年度末にまた面談があるけど、何と伝えようか。

スポーツはいつから何をさせるべきか?

こんばんは、taa-です。

ラグビーW杯、盛り上がってますねー。元々僕はスポーツ好きで、中でも極限状態で力を出し切る競技のが好きなので、ラグビー、ボクシング、マラソンなどをよく見ます。メジャーな野球やサッカーも見ますが、今回のラグビーを見て、どうしてもサッカーと比べてしまいます。サッカーが嫌いなわけではないのですが、サッカーの嫌な部分として、①ファールをもらうためにちょっとの接触で過剰に痛がる、②判定を巡ってレフリーに文句を言う、③サポーター同士が敵対し合う、④点が中々入らない、などが挙げられますが、ラグビーはそれらが見事に全てなくて、見ていて清々しい気持ちにさせてくれます。日本代表を始め、各国の代表選手、ファンにありがとうと言いたいですね。

我が家でもテレビでラグビーをずっと見ていたので、子ども達もすっかりファンになり、ラグビーの真似事をしています。またラグビーは試合前の国家斉唱が印象的で、子ども達にも伝わったのか、君が代を小一の長男も、年中さんの次男も完璧に歌えるようになりました。よっぽど気に入ったのか、外でも歌いだすので、君が代を合唱している変な親子と思われているかもしれませんね。

そんなスポーツ好きな僕ですが、子どもに対しては、スポーツはしてほしいものの、どの競技かは特に強要してきませんでした。ただ、どうしても周りの子は、野球やサッカーが多いだろうから流されて始めるのだけは嫌だなーと思っていたところ、妻が昔からやっているテニスをテレビでも、妻の試合も見せていたところ、長男は自分からテニスをやりたいと言い出したので、させることにしました。今のところ楽しそうにしてくれていて、友達に流されることなく続けているので、良かったなーと思っています。

その競技で高いレベルに行くには、いつから始めたかは一つの重要なファクターかと思います。トップ選手は大体幼少期からその競技を始めていますよね。(ちなみにラグビーは日本代表クラスでも高校から始めた選手がいるようです)でも幼少期に何の競技に向いているかなんて分からないし、何をさせたらいいのかは悩みますよね。複数の競技をさせればいいとも聞きますが、サッカーと野球の両方のチームに入れるなんて、ちょっと現実的じゃないですよね。別の手段として、網羅的な基礎となり得る体操か水泳をやらせるといいと聞きます。ということで、我が家の子は、水泳もやらせています。まだ小さいですし、そんな本格的な水泳ではなく、水を楽しむのとちょっと泳ぐぐらいですが、体力はついてきてるかなーと思います。まだ小一なので、今からテニスではなく、やっぱりサッカーがしたいと言い出してもまだ間に合うのかなと思っています。その時に水泳(もしくは体操)の経験が生きればいいなと思います。

その内、スポーツだけじゃなく、塾とかも考えないといけないかもしれないですし、子どもを取り巻く習い事迷宮は今後も熾烈を極めそうです。中々答えはないでしょうけど、本人がやりたいと思うことをやらせてあげられたらいいなとは常に思っています。

家探し【中編】

こんばんは、taa-です。

前回に引続き我が家の家探しの軌跡を書きたいと思います。前編では、新築に手が出ないため、中古を探すことに決めたところまででした。

登録した不動産会社から次々と紹介される物件から、気になる物件は現地で見ることにしました。最初はまず見ないことには始まらないと思い、週末になると子ども達も連れて、色んな家を見に行きました。家が決まるまでの半年ほどで、合計で20軒以上は見に行ったと思います。いいなと思う物件から、全然イメージと違った物件まで様々でしたが、色々見たことはとても良かったと思います。基本的には、値段,場所,広さ,築年数等の条件で機械的に選びますが、行ってみると雰囲気や周辺の環境など、直感が働いてきます。近くにスーパーや公園があるなとか、駅に行くまでに大きな道を横断する必要があるなとか、坂が多くて子ども連れては動きにくいなとか、最初は感じなかったことが、感じられるようになってきました。

見た20軒中、買いたいと思ったのは5軒ほどありました。しかし、全ての物件で僕たちよりも先に申し込んでいる人がいたため、買えませんでした。不動産屋さん曰く、今はネット社会で情報が公開されているため、スピード勝負になっているとのことです。レインズという、不動産業者のみが見れるHPの情報と一般的なネットの住宅情報にも大差がないそうです。家電の買い物でも迷うことがあるのに、家という大事かつお金のかかる買い物をすぐに決断しなければならないのは、キツいですよね。

ただ、その不動産業者でしか知り得ない物件情報があります。売却を希望する物件の所有者が一般人の場合、仲介する不動産業者には一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約の3種類の契約形式があります。このうち一般媒介契約だけは、レインズへの登録義務がないため、その不動産業者にしか情報がないことになります。これは不動産業者が、売り手買い手双方の手数料を得たい(“両手”という手法だそう)からです。これを知ってからは、大手の不動産業者にも会員登録し、さらに物件探しを続けました。

何か大変なことをしてたかのように思われるかもしれませんが、実際には今日はどんな家だろうとワクワクしながら毎回見に行っていました。子ども達も「今日はどうかなー」と言いながら付いて来てくれていました。そしてついに、今の我が家と出会う時が来ます。その出会いは運命的でした(大袈裟やな)。

後編に続く。 

家探し【後編】

こんばんは、taa-です。ちょっと体調を崩していました。やはり長時間労働はよくないですね。体を壊したら元も子もない。気を付けないと。

我が家の家探しの記録も今回で最後です。20軒以上物件を見て回って、どのように決まったのかについて、書きたいと思います。

ある日、出張で夕方に仕事が終わり、珍しくそのまま早く帰ろうとしたところ、妻から、「あのマンションと同じ間取りがネット情報にある。」と連絡がありました。あのマンションとは、以前見に行って、買いたいと思ったけど、先約がいて買えなかった物件でした。早速不動産会社に電話したところ、すぐに見れるとのことだったので、現地に向いました。場所も知っているし、間取りも分かっているので、確認だけしました。不動産業者からは「週末に見学の予定が入っており、今決めないとどうなるか分かりませんよ。」と言われて、普段の僕ならこんな大きな買い物即決するのは難しいところですが、ここは一度買う意思を固めた物件だったので、そのマンションのロビーで仮契約をして、次の日には手付金も払い、1週間後には本契約となりました。

たまたま一度買いたいと決めたマンションの別の階の全く同じ間取りで、たまたま出張に出ていた時に見に行けた偶然が重なって、家を決めることができました。改めて振り替えると、妻のおかげですね。頭が上がりません。

契約してからは、急ぐ理由もなかったので、その時住んでいた方の引越しの事情もあり、ローン契約までに2ヶ月、引渡しまでに1ヶ月、そこからリフォームの業者決めに1ヶ月、工事に2ヶ月で、引越しまでには半年程かかりました。でもそれぐらいで色々なことを考えながら決めることができて、ちょうどいいくらいでした。

住宅ローンを決めるにも、本で勉強して、いくつか銀行に話を聞きに行ったりしますし、合わせて保険だ、引越しに伴う手続きだなんだと考えなければならないことは色々ありました。一つ一つ納得しながら決めるのに、いい時間間隔でした。

リフォームについては、当初リノベをすると意気込んでいましたが、前の住人の方が綺麗に使っておられたことや、そこまで間取りを触る必要もなかったので、リフォームのレベルで落ち着きました。それで良かったと思います。リフォームだけでもフローリング、壁紙、照明などなど決めることが多く、大変でした。でも自分たちらしい部分を造ることができて大満足です。リフォーム業者や引越し業者も3社以上から見積りを取って、比較することで、後悔なくきめることができました。

引越しの日、子どもが初めて家に入ると、「うわーすごい」と言ってくれたのが、最高に嬉しかったですね。子どもに引越しを経験させたいという思いもありましたので。

僕たち家族の家探しについて、色々と書いてきましたが、一番の教訓は、不動産情報のスピードの早さですね。いい物件はすぐに決まってしまいます。僕たちはラッキーな面がありましたが、アドバイスとしては、条件(価格、場所、広さ等)で機械的に絞込み、実物を見てビビっときたら買うぐらいの決断力が必要かと思います。

これからは家が余る時代で、住宅ローンを組んで家を買うなんてリスクが高いという意見も聞きます。確かにそれは当たっている面もあると思います。ただ僕は家を買って本当に良かったと思っています(今のところ)。家は家族と過ごす大事な場所で、一番落ち着く空間であり、それを自分たちで探して、買って、改築できて、毎日の生活がもっと楽しくなりました。子どもの成長とともに、家もまた色々変えていきたいと妄想しています。