令和家族の風景

女性の社会進出と男性の家庭進出で理想の家族に!?

「勉強しなさい!」を言わない

こんばんは、taa-です。

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言、5月末まで延長されてしまいました。GWは休みなので、子どもたちと公園で遊んだり、ゲームをしたりして凌ぎましたが、あと一ヶ月なかなか大変ですね。何とか乗り越えないと。

小二になった長男は、学校から長期休み中の宿題を色々ともらっています。それを自分からやってほしいのですが中々うまくいきません。そこで言いたくなる「勉強しなさい!」ですが、僕も子供の頃、その言葉を言われて勉強をしたためしがなく、結果として勉強が好きではなくなってしまいました。自分の子どもたちにはそうなって欲しくないし、ネットで調べても「勉強しなさい!」はやはり効果のない言葉のようですね。使わないようにしないと。子どもたちが大好きなドラえもんも、そういう意味では良くないですね。のび太はママからいつも「勉強しなさい!」を言われていて、嫌々机に向かっています。ドラえもんに限らず、“勉強は楽しくない苦行”のイメージを子どもに植えつけてしまう機会は色々あるので、気を付けたいと思います。その一つとして、ご褒美作戦があります。これもよくないようですが、我が家では妻がよくやります。妻は学生時代インターハイに出るなど、いい成績を上げられたのは、子供の頃にご褒美作戦をされていたおかげと考えているようです。その成功体験から子どもたちにも、「宿題をしたら〇〇を買ってあげる」と言うのですが、やはりそれも“勉強は楽しくない苦行”と子どもたちに認識させてしまうと思います。なので他の方法で、自ら机に向かうように仕向けようと僕なりに作戦を考えました。

まず何の宿題があるのか、全体を子どもと一緒に確認して「5/6までに全部終わらせればいいから、やり方は任せる」と話しをしてみました。その結果は、、、できませんでした。小二にいきなり裁量労働制をやらせても、じゃあ何をすればいいのかわからず、実行するのは難しかったようですね。やっぱりベタですが、日々の計画を立ててやる事を決め、「今日の分は終わった?」と言うことにしました。これで何とかドリル・本読み・日記等々の宿題を全てこなしてくれました。

ネット情報もざっと調べてみましたが、「勉強しなさい!」を言わずにただ放っておいても、子どもが自分から勉強することはないようですね。つまり何かしらの仕掛けがないといけないわけですが、やはり魔法のような方法はなく、親の姿勢にかかっているに要約されると思います。子は親の鏡、せっかく在宅ワークが続いているので、親が勉強や仕事に取り組んでいる姿勢を見せようと思います。

ここでそもそも論として、何のために子どもに勉強させるのかを考える必要があると思います。昭和から続く、学歴社会を勝ち抜きいい大学に入って有名な企業に入るというモデルは今崩れつつあります。僕らはこのモデルで育ったので、今思い返してみると、ある意味何も考えず、勉強さえしていれば良いと言われていました。今でも会社を見渡すと、明らかに学歴でフィルターにかけて採用しています。なので、完全になくなるとは思えませんが、子どもたちが大人になる15年後は、どんな世の中になっているか分かりません。もちろんまだ小学生なので、基本的な読み書き計算などは、どんな社会になっても必要であり、今の勉強は必須ですが、その後もいわゆる勉強をするだけが人生を切り拓く手段ではなくなっていると思います。つまりは子どもたちの可能性を見つけることであり、まだ少し先ですが、今から何が向いているのか頭の片隅に置きながら、子どもたちと接していきたいと思います。