授業参観と尾行
こんばんは、taa-です。
今年入学した長男の通う小学校は、普通の公立校ですが、授業参観を土曜日にしてくれたので、親として始めて授業参観に行ってきました。土曜日に授業参観をしてくれるなんて時代ですね。僕が子どもの頃、父が参観にきてくれた記憶はないです(もし来てくれてたら親父ゴメン)。母の前でいいカッコしようと張り切った記憶はありますが。
感想としては、ただただ素晴らしいの一言ですね。子ども達は、ちゃんと自分の机について、先生が質問すると、真っ直ぐ手を挙げて、当てられたら立って答えるということを45分間繰り返していました。報道で耳にするような、歩き回る子がいて、学級崩壊なんてことは微塵もありませんでした。
先生もしっかりされており、副担任の先生もおられて、担任の先生に負担がかかり過ぎないことにも安心しました。僕(アラフォーです)の母親世代は、先生の質が非常に悪かったと聞いたことがありますが、僕と同世代は、先生になるには倍率高くて、メチャクチャ難しかったので、いい人材が多いのかもしれません。
校舎ですれ違う上級生の子たちもちゃんと挨拶ができ、様子を見ていてとても頼もしいと感じました。僕らの頃はまだまだ不良がいましたが、今は絶滅危惧種なっているんでしょうね。まだ表面上しか見えていないので分かりませんが、いじめさえなければいいのですが。
というわけで、初の授業参観はとにかく感心しました。とはいえ「参観」というイベントな訳で、完全なドキュメンタリーではないため、別途、潜入取材を試みました。というと大袈裟ですが、先日珍しくFlexで早く帰れたので、下校時間に長男を迎えに行こうと学校に行きました。すると、長男がちょうど校門から出てくるところだったので、思いつきで隠れて、長男の下校を尾行することにしました。ただ、怪しまれるといけないので、学校から配られた腕章をして、こっそり付いていきました。
お友達と楽しそうに笑いながら、自動販売機やコンビニの前で立ち止まっては、何かおしゃべりしながら、普通に歩けば15分の道のりを30分かけて帰っていました。ちゃんと信号は守って、危ないことはなく通学路を帰っていたので、安心しました。何だか親がいないところで、子どもだけでもできていることが分かり、ある意味授業参観よりも感心しました。
下校時間に通学路を歩いてみて思ったのは、それでも危険があるとすれば通学路だということです。もし最近起きているような車の暴走や、万万が一通り魔が出たら、どう対処すればいいのか、何を子どもに教えるのか。一親として真剣に考える必要があると思います。