令和家族の風景

女性の社会進出と男性の家庭進出で理想の家族に!?

あるエリートのお話

こんばんは、taa-です。

中途半端に子供が寝る時間帯に帰ると、寝そうな子供が起きて妻に怒られるので、9時より前に帰る時は少し緊張します。先日、その位の時間に帰っていると、近所で知り合いのパパが外のベンチに座って、本読みながら缶ビール飲んでました。あー、同じ事考えてるなーと思いましたが、あまり見られたくないだろうから、そっと離れて横を通って事なきを得ました。

さて、以前のブログに少し書きましたが、長男も通い、年中さんの次男が通っている保育園は、教育に力を入れており、先日保護者を集めて講演会がありました。講演するのはある弁護士先生。当然輝かしい経歴をお持ちで、ご自身も子育て中のため白羽の矢が立ったとのことでした。『なんや、エリートの自慢話かいな』と心の中で嫉妬しながら悪態付いていましたが、お話は参考になるものでした。

その先生の育ち方で重要だったのが、中学入学までの小さな頃に、算数塾でちょっと難しい問題をずっと解き続けることで、「やればできる」を積み重ねた。その結果、「好奇心」と「自信」と「前向きさ」が身に付いたとのことでした。やはり幼少期に性格が出来上がるんだなーと思って聞いていました。そこからは好奇心で何でもやりたがり、前向きさと自信で何事にも取組み、いわゆるいい大学を出て、司法試験にも受かったという流れでした。勉強の話が多かったですが、何事にも通ずるなーと思って聞いていました。特に目標のクリアの仕方が参考になりました。山登りに例えておられましたが、まずゴールを設定しゴールの要件を並べます。次に自分の現在位置を正確に知る、これをほとんどの人ができていないそうです。そしてゴールの要件と自分ができていないことをつなぐと自分の進むべき道が分かる。そうなると、自分の進むべき方向とゴールが近づいているのが分かるから勉強が楽しくなるそうです。ここは本当に腹に落ちましたね。暗闇を走るより、ゴールへの道が見えながら走る方が楽しいですよね。僕も取り入れていこうと思います。

それと子育てに関して、子供からよく「○○って何でなん?」と聞かれると思います。そんな時はすぐに答えを教えず「何でやと思う?」と聞き返して一緒に考えるプロセスが大事とおっしゃっていました。これもなるほどーと思いました。今はネットで検索すれば何でもすぐに答えが分かる時代。問題解決力がない子にならないよう、僕も「何でやと思う?」を心がけたいと思います。とにかくエネルギッシュな方でした。

ただ、今の子供が大人になる時、勉強ができていい大学を出ればいいという世の中ではないような気がしています。子供がどんな力を身につけるべきか、これからよく考えていきたいですね。