令和家族の風景

女性の社会進出と男性の家庭進出で理想の家族に!?

令和家族のマクロ経済学

こんばんは、taa-です。

先月、職場のある20代の女性が退職しました。理由は夫の転勤です。送別会の時に話していると、当然かもしれませんが、引越し先で仕事はしないとのこと。これってやっぱり問題ですよね。せっかくバリバリ働いて、その家庭にも社会にも貢献しているのに、それがなくなるワケですもんね。

このブログを始めた時、ブログ名に【令和家族】という言葉を入れたのには、共働きの方がいわゆる【昭和家族】より経済的なインパクトが大きくなるという考えがあったからです。

僕は経済の専門家でも何でもありませんが、ざっくり言うと、【昭和家族】はお父さんが一人で年収800万稼いで、お母さんは専業主婦で子供を育てる、という形。僕もこの形で育ちました。ほとんどがこの形であったのは、色々な背景があって、この時代は仕方なかったのだと思います。僕は幸せに育ちましたし、それに文句を言いたいわけではありません。夫は働き、妻は家を守るというのが、この時は普通だったというだけです。

それに対して、【令和家族】(の理想)は、お父さんが年収600万円、お母さんも年収600万円、子供は保育園や学童に入れて育てる、という形。これには経済面で見ると、世帯年収が増えるだけでなく、保育・学童という教育業界にお金が回ることが重要だと思います。昭和のお母さんが頑張っていた子育てが、働くことで社会にも貢献するし、保育業界の雇用や関連事業も成長する、世帯収入が増えるので消費も活発になる。経済的にいいこと尽くしだと思います。

また、お父さんの年収が下がっていることにも意味があります。それは昭和お父さんは企業戦士として24時間働いていましたが、令和お父さんは定時で帰って子育てと家事をお母さんと分担するということです。僕の理想はここですが、全くできていません。反対に妻は中小企業で働いていますが、時間を短くせざるを得ず、収入が上がりません(そもそも中小企業は給料が少ないのが根本問題)。つまり昭和家族を引きずっています。でもそんな家庭は多いのではないでしょうか。

子供に目を移しますと、教育の素人であるお母さんよりも、プロの教育者に育てられる方が成長すると考えられます。これは僕自身の子供の頃と、今の息子たちを比べるとよく分かりますが、僕は小学校に入るまでひらがなも書けませんでした。保育園に預けている息子たちは、ひらがなどころか漢字まで習って、九九も言えます。それと思うのは、物心ついた時から集団生活をしているので、コミュニケーション力が高いのか、お友達を作るのがすごく上手いです。というわけで、子供にとっても【令和家族】はメリットが大きいと思います。

ただ、ここで重要になってくるのは、保育園と学童です。ここに非常に問題があります。それはまたゆっくり書きたいと思います。

こうやって書くと理想の【令和家族】になるにはまだまだハードルが高いですね。自分のこれからを通して、追い求めていきたいと思います。