令和家族の風景

女性の社会進出と男性の家庭進出で理想の家族に!?

家探し【前編】

こんばんは、taa-です。

突然ですが、僕たち家族は約2年前に買ったマンションに住んでいます。今はローン生活ですが、やっぱり家があるっていうのは、何だかんだ言ってもうれしいですね。

結婚してから住んだのは、妻と僕の職場の中間にある、比較的大きな駅近くの賃貸アパートでした。その時に重視した条件は、①家賃が安い、②駅から近い ぐらいで、3DK築40年ぐらいの昭和の香り漂うボロアパートでした。夏暑く冬寒く、ウォシュレットも食洗機も床暖もない部屋でしたが、文句も言わず住んでくれた妻には感謝しかないですね。子どもが生まれてからも、小さい頃はボロい家に住んだ方が免疫が強くなるんだ、と根拠もない事を言いながら、楽しく暮らしていました。

そのボロアパートですが、子ども2人大きくなってきて、手狭になったのと、上の子が小学校に行く前に拠点を決めたいと思い、家を探し始めました。探し出した頃は、とにかく色々見てみようと思って、近くの新築マンションや新築戸建てを見て回りました。そこですぐに分かりました。希望の広さや駅からの距離で考えると、“新築には手が出ない”。これは厳しい現実でしたが、家を探すにあたり、金額は4000万までと決まっていました。これは経理のプロである妻が、FPばりにエクセルで、僕たち家族の経済的な見通しを作成してくれたからで、予想される収入に対し、普段の生活費、旅行、交際費から子どもの学費や保険まであらゆる支出を洗出し、そこから割り出される住宅ローンを逆算し、買える家の値段を算出してくれたのでした。これは本当に有り難く、家を買うための拠り所となってくれました。ちなみに、そのエクセルを開くと、僕の名前と年齢が書いてあり、その横には“taa-さんが寿命を全うするまで後○○年です”と、ご丁寧に平均寿命までのカウントダウンが記されています。。。

また話が逸れましたが、本で勉強しても、新築にはプレミアムがついているらしいので、妻と相談の上、中古物件に絞って探すことにしました。最近はリノベーションが流行っており、中古を安く買ってリノベしようと決めました。リノベの本も何冊か買いましたが、本当に素敵な家が多く、0から造る新築は大変そうですが、リノベなら自分たちでもできそうで、僕たち夫婦の価値感にも一致しました。

そこから地元の不動産会社に2社会員登録して、中古物件探しが始まりました。不動産会社はさすがにレスポンスが早く、どんどん物件を紹介してくれます。最初は紹介される物件を見るだけでもワクワクして、物件を一つ一つ見ていました。

ここから今の家に決まるまで紆余曲折、半年以上かかりました。その経過は次回にします。

中編に続く

 

長きに渡る腰痛との戦いに勝利!

こんばんは、taa-です。

今の仕事はデスクワークが主で、1日中パソコンを向き合っていることもあるので、首や肩が凝って、たまにマッサージに行くのが楽しみだったりします。なのでマッサージに行って、「どこが一番辛いですか?」と聞かれると「首と肩をお願いします。」と言うのですが、少し前までは「腰をお願いします。」と必ず言っていました。なぜかというと、そう、“抱っこ”です。子育てされている方は、みんな腰痛持ちだというのが僕の持論?です。

親ならみんな子どもを抱っこします。ずっと抱っこします。ずっとずっと抱っこします。。。3kgぐらいで生まれてきて、年中さんの次男は今18kgぐらいあるので、米よりも全然重い。保育園のお迎えで眠い時は、荷物持って抱っこしながら帰ったりしてました。小学1年の長男は、25kg超えているので、もう抱っこしなく、というかできなくなりました。2年前ぐらい(4歳と2歳)が抱っこのピークだったかな。外に出かけるとよく抱っこしていました。二人を交互に。抱っこはもちろん、男の子でプロレス遊びが大好きだったので、持ち上げたり、落とすフリをしたり、体を張って遊んでいました。そのおかげなのか、僕は独身や新婚の時はよく筋トレをしていましたが、子どもが生まれてからしなくなったのに、筋肉はあまり落ちていません。いいダンベル替わりになったのかな。

話が逸れましたが、そこで起きるのが腰痛です。赤ちゃんの時は抱っこヒモがあるからまだマシですが、大きくなると入らなくなるので、特に持ち上げる時に負担がかかります。エレキバン貼ったり、鍼を刺したり、ひどい時はコルセット巻いてました。ドーナツクッションは僕の専用です。くしゃみや落ちている物を拾うのが恐怖な時期もありました。一番最悪な思い出は、横断歩道の真ん中で動けなくなったことです。あれは危なかった。。。

 そんな腰痛もふと気づけば、最近はほとんどなくなりました。5,6年に渡る戦いに勝利したのです!今や子どもが車で寝てしまった時に、家までぐらいしか抱っこしなくなりました。今、子育て中で腰痛に悩んでいる親御さんたち、あと数年こらえて下さい。勝利は訪れます。夏でもお風呂にゆっくり浸かるのが、僕は一番効きました。腰を重力から開放してあげるのです。あと柔らかいベッドや布団は大敵です。起きたら腰痛がひどくなります。

そう考えると、学校には勝手に行って帰るし、ベッドで寝るようになったし、抱っこもしなくなったし、成長はうれしいけど、反面寂しさもありますね。でも子どもがどんどん自立していくのが一番いいこと。親も徐々に子離れしていかないと。

次は、お風呂に一人で入れるようになって、歯を一人で磨けるようになって、手をつながなくなるまであと何年だろう・・・やっぱり寂しい。

出世レースは棄権しました

こんばんは、taa-です。

盆休みの前に会社でプレゼン大会があり、優勝することができました。僕は以前のブログにも書きましたが、そこそこの大企業に所属しています。その会社は、年功序列、男社会、モーレツ社員多数などいわゆる日本的な、お堅いイメージにぴったりの会社だと思います。社員はみんな真面目で、高学歴で優秀な人が多いです。

そんな会社に、十数年前の就職氷河期に、僕はラッキーにも入社することができました。若手の頃は、とにかく出世が気になり、同期の誰の職制が上がったなどを逐一気にしていました。そして、平日は残業で職場に泊まったり、土日も仕事したりする中、忙しくても飲み会やゴルフに行くなど、モーレツに働いていたと思います。

それでも特に出世することなく、同期に先を越されて「何であいつが」なんて思っていました。その内、アラサーになり、結婚しましたが、この頃も相変わらず残業して帰って、ゴルフの打ちっぱなし行くみたいな生活を続けていました。

転機が訪れたのは、子どもの誕生です。仕事以外の時間が急になくなり、ゴルフどころではなくなりました。妻は仕事を続けたいと言ってくれていたので、仕事に復帰してからの土日は、僕だけで子どもといる時間が増えてきて、家で仕事はできなくなりました。何より子どもと過ごす時間が、大変だけど楽しくて、もっと子どもとの時間が欲しくなりました。

しかし仕事は一向に減らないし、飲み会やゴルフなどの誘いもあります。そこで本当に最近ですが、走っても出世できるか分からない、家族との時間が取れない、だからもう出世レースを走ることは止めようと、心に決めました。

上司との面談で、意を決して「忙し過ぎるので、担当業務を減らして下さい。」と言いました。小さな事ですが、僕にとってはこれが会社に対する出世レース棄権宣言でした。実際には僕以外の同僚も忙しいので、劇的には減りませんでしたが、担当業務が少し減りました。相変わらず残業はなくなりませんが、飲み会もゴルフも断り、会社で行われる希望者のみという名の半分強制の勉強会にも参加していません。平日家事育児をしてくれる妻は、土日仕事に行くため、僕が子どもたちと楽しく過ごしています。

そんな時に会社のプレゼン大会があり、僕が発表者に当たりました。ここはチャンスだと思いました。出世レースを棄権しているのは、何となく周りにも伝わっているので、被害妄想では「あいつは脱落者だ」と思われています。なので、プレゼン大会という、人事評価とは別の、透明な評価される場で目立てば、少なくとも発言権は失わないと考えたからです。この時ばかりは、モーレツ社員に戻って、資料を作成しました(何か矛盾してるな笑)。結果的に優勝することができ、周りの見る目も少し変わったかなと思います。

今後もアイツは、仕事はもちろんきっちりするけど、何より家族との時間を大切するヤツというポジションを確立していこうと考えています。まだまだ平日は帰るのが遅く、家事育児は妻に任せっぱなしです。そんな僕の行く末はどうなるのか、ブログで報告できればいいなと思います。今回はちょっと愚痴みたいになってしまったかな。読んで下さった方がいれば、ありがとうございます。

【追憶の子連れ旅行記②】2018年8月北海道旅行

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アザラシが目の前で泳いでびっくり(ベタやな)


こんばんは、taa-です。

盆休みも終わりましたね。結局、我が家は計画するのが遅かったため、遠出はできず空いている所に行きました。有名な観光地に行ったわけでもありませんが、子ども達とずっと遊んでいい夏の思い出ができました。

去年の夏は、早くから計画していたので、北海道に行きました。目的は避暑を兼ねて旭山動物園です。また思い出して旅行記を書いてみようと思います。

2018年8月北海道旅行の概要:関空→新千歳→旭川富良野→札幌→関空、家族4人(保育園の子ども2人)、3泊4日、ホテル:OMO7(旭川)2泊・ホテルクラビーサッポロ(札幌)1泊、鉄道:ライラックノロッコ、フララベンダーエクスプレス

国内旅行で冬の沖縄と双璧を成すのは夏の北海道ですね。涼しくて行くこと自体が目的になります。それと前々から行きたかった旭山動物園に行くことにしました。

飛行機と特急電車を乗り継いで旭川に到着したら、涼しい~ではなく寒い!タクシーの運転手さんも今日は寒いと仰っていました。ホテルは、星野リゾートが再生させたホテルOMO7です。部屋は昔の設備のままでしたが、1階のロビーやレストランが新しくなっており、オシャレな感じでした。特に朝食バイキングのワッフルはメチャクチャおいしくで子どもたちは何度も食べていました。

休憩もそこそこに、旭川ラーメンでお腹を満たした後は、旭山動物園のナイトズーに行きました。路線バスで30分ほどで旭山動物園に到着。気温はなんと12℃!避暑を軽く通り越してメチャ寒い。でも夜にしか見られない狼の遠吠えを聞いたり、チンパンジーが布を被って寝ていたり、夜の動物園はまた違った雰囲気で楽しかったです。

翌日も昼頃から旭山動物園に行きました。評判通り、面白い動物の見せ方で子ども達は大喜び。色んな動物たちを夕方までずっと見ていました。子供連れには動物園だけでも来る価値がある所だと思います。

旭川にもう1泊して、翌日は富良野までトロッコ列車ノロッコ号に乗りました。機関車が牽引するオープンエアーの車両です。この日は天気もよく、涼しい夏の北海道の綺麗な景色を満喫することができました。約1時間半でしたが、保育園児の子どもたちも飽きずに楽しんでいました。

富良野に着いてからは、観光地なんで何かしらあるだろうと思っていましたが、意外にもレンタカーがないとどこにも行けず、行ってみたファーム富田は子供が遊ぶところではなく、行き場をなくして困りました。ここだけは誤算でしたね。結局、富良野駅近くで公園を探しました。普通の公園を見つけましたが、とにかく気候がいいので子供たちは元気いっぱい遊んでくれました。

富良野からはフララベンダーエクスプレスという特急列車に乗って札幌に戻りました。札幌のホテルは、ホテルクラビーサッポロです。サッポロビールファクトリーの隣にあるので、親はビールを楽しむことができます。歴史あるホテルですが、部屋は綺麗で広く過ごし易いホテルでした。

最終日の札幌はあいにく雨でしたので、雨でも遊べるところを探したところ、白い恋人パークに行くことにしました。施設内を探検したり、お菓子づくりをしたり、子どもたちはミニチュアの家の中でずっと遊んでいました。半日は充分遊べる所だと思います。最終日まで遊び尽くして飛行機に乗って帰りました。

往復航空券約15万円、OMO7 2泊36000円、ホテルクラビーサッポロ1泊26000円、ライラック5000円/人、ノロッコ1500円/人、フララベンダーエクスプレス5000円/人、旭山動物園白い恋人パーク、ラーメン、タクシー等で、ざっくり30万円なり。やっぱりかかるお金も沖縄と双璧ですね。でも子ども達も親も満足の旅行でした。

あー北海道行きたくなってきた。

 

 

保育園変わりました

こんばんは、taa-です。

ずいぶんブログの更新ができませんでした。というのも、盆休み前に社内のプレゼン大会があり、その準備による残業と年中さんの次男の保育園の転園の対応で、倒れそうな日々を過ごしていました。その結果、社内のプレゼン大会は、見事に優勝することができました。仕事では、これに懸けていた面があるので、ホッとしました。この話題はまた今度書こうと思います。

今回は、もう一つの懸案事項、次男の転園について書きます。以前のブログに書いた、一つだけ家の近くにあった認可外保育園は面談を受けましたが、他に年中さんが一人しかいないこともあり入園はせず、別の保育園を探していました。フルタイム共働きの環境では、認可外しかないと思い込んでいましたが、認可保育園でも延長保育のある園もあるという妻のリサーチにより、認可園もいくつか探して、申し込むことにしました。認可園ですので、行政に就業証明やら収入の証明やら色々書類を作成して申請したところ、第一希望ではなかったですが、入園できることになりました。フルタイムの共働きなので点数的にどうかと思っていましたが、年中さんの空き状況などラッキーもあり、入れることができて本当にホっとしました。

入園する前に面談があったため、昼で仕事をフレックス退社して、子どもと園に行くと、まず認可園の先生の多さに驚きました(職員室がある!)。また園の広さや設備など、基準があるため、認可外とは大きく違うなという印象を受けました。

園の説明は特に気になることはありませんでしたが、1点教育の内容のところで、“保育所指針に基づき、支給認定を受けた保護者に係る園児に対し当該支給認定における保育必要量の範囲内において、特定教育を提供します。”というような、急に理解できない文章が登場します。この意味を質問したところ、説明してくれた先生は「よく分かりませんよね」と言われ、行政の定例的な文章をここに入れたようでした。簡単に言うと、教育は行いませんという意味でした。あー、やっぱりと思い、具体的に聞いてみると、「遊びの中に文字は出てきますが、それを教えたりはしません。」とのことでした。ここは認可保育園、基本的は預りの場であり、教育の場ではないということがはっきりと認識できました。もちろんその分保育料は格段に安いので、やりたければ別でお稽古させればいいということでしょうか。ただ、中々時間はありません。分かってはいましたが、ここが認可園と認可外の難しい問題ですね。

それよりも次男が新しい保育園に慣れてくれるかが大事であり、まず安心して預けられないと始まりません。最初の1週間の慣らし保育期間を妻と仕事のやりくりをしながら過ごしましたが、次男くんは楽しそうに新しい保育園に行ってくれるようになりました。まずはそれが何よりですね。

転園活動は手続きや面談、慣らし保育など時間が取られましたが、何とか無事できました。認可保育園に通ってどうなるかはこれからもブログで報告していきたいと思います。

【追憶の子連れ旅行記①】2019年2月沖縄旅行

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ホテルのベランダより(天気はあまり良くなった)


こんばんは、taa-です。

春から長男の小学校入学、次男の保育園問題やらでバタバタし続けていて、夏休みの計画を全く立てていませんでした。あー今からどうしよ。僕は、独身の頃から旅行が好きで行ける限り色々な所に旅行していまして、特に南の島でのんびりするのが一番リフレッシュできるので、沖縄にはほぼ毎年行っています。子どもができてからも何とか休みを取って、沖縄に行っています。そんな旅行記を記憶を頼りに書いてみようと思います。

2019年2月沖縄旅行の概要:家族4人(保育園の子ども2人)、3泊4日、関空那覇、ホテル:カフーリゾートフチャク コンド・ホテル、レンタカー

2月の沖縄は、暖かくて最高ですね。長袖1枚ぐらいで過ごせます。行くこと自体が目的になる場所ってそれだけで価値があって、そこに行って何をするというのもなくていいので、子ども連れの旅行には、最適だと思います。

ホテルは、今回は恩納村エリアに泊まってみようということで、選んだ結果初めてコンドミニアムに泊まりました。部屋は70㎡ほどある綺麗な家という感じで、オーシャンビューのとても快適な場所でした。ビーチが近く、砂浜で子ども達と遊ぶこともできました。電化製品も揃っていて、洗濯機や炊飯器までありました。やろうと思えば食材を買って料理することもできますね。子ども達も大喜びで、帰る時は「またここに泊まりたい!」と言ってました。お値段は3泊で約10万円。安くはないですが、満足でした。ホテルのすぐ近くには、「うら庭」という居酒屋さんがあり、一通りの沖縄料理が食べられます。子どもも楽しめる三味線のライブがあって、何よりホテルから近くて便利ということで2回行きました。

何か目的があるわけでもない、のんびり過ごす沖縄旅行ですが、予め決めていたのはブルーシールアイスパークでのアイス作り体験です。沖縄で有名なブルーシールアイスですが、浦添市にあるブルーシール牧港本店隣に、体験型ミュージアムがあり、そこでアイス作りを子どもが体験できます。アイスが2月に食べられるだけで楽しいのですが、さらに作って食べられるのですから、子どもたちは大喜び。年少さんの次男でも親と一緒に作れるレベルでした。満員でしたので、恐らく予約は必要かと思います。

あとは定番の美ら海水族館には行きました。非常に混んでいて、駐車場に入るのも一苦労でしたが、やっぱり子どもたちは大喜び。ジンベエザメのいる大水槽の近くには、レストランがあるのですが、混雑していても20分ぐらい待てば、水槽の目の前の席でご飯が食べられました。オススメです。

それ以外は沖縄の公園でボール遊びしたり、ビーチでのんびりしたり、おいしい沖縄そばを食べに行ったり、ゆっくりと過ごすことができました。

航空券往復15万、ホテル10万、レンタカー1.5万、食事水族館その他諸々3.5万でざっくり30万円なり。かなりの贅沢ですが、沖縄大好き一家ですので惜しくない!

あー夏休み今からどうしよ。

【少子化問題ケーススタディ③】僕の男友達の場合

こんばんは、taa-です。

日本の大問題、少子化問題検証シリーズ第三弾(今回で終わりそう)、今回は、僕のある男友達の場合を勝手に書いてみたいと思います。その友達とは中学時代からの付き合いで、アラフォー未婚です。どんな人間かといいますと、見た目は普通、コミュニケーションちょっと苦手、高学歴、就職時に挫折を経験(後述)、と取り立てて悪いところのない、普通のいいヤツなのですが、未だ結婚していません。当然子どもはいません。

勝手に彼を振り返りますと、中学高校時代は僕と同じでモテず、ロクに女の子と付き合うこともありませんでしたが、大学に入ると(彼は頭がよく有名大学に入学)人並みに彼女もできて、普通によくある大学生活を楽しんでいました。そして就活もうまくいき、非常に人気の高い有名企業に内定をもらって喜んでいました。

ここで、予想外の事が起こります。彼は理系で卒業論文を書いていましたが、その卒論を担当教授が通してくれず不可になったため、卒業できず留年になり、当然内定も取り消しとなりました。僕も理系の端くれだったので何となく状況は分かりますが、卒論なんてある程度真面目にやっていれば、不可になることはないのですが、まれに偏屈な教授に運悪く当たってしまうと、こういう事態が生じてしまいます。友達なので彼を庇うのですが、そんな学部生の卒論ごときで、真面目にやってきた学生の人生を変えるような判断をするなんて最低な教授だと僕は思います。彼は留年ではなく大学を退学し、フリーターになってしまいました。当時長く付き合っていた彼女とも別れてしまったそうです。一時は僕とも完全に連絡が途絶えてしまったので、実家に押しかけてようやく会えました。

そこから彼は立ち直り、通信制の大学を卒業し、就職することができましたが、この間に失った時間や彼女、有名企業でのキャリアは戻りません。その後は真面目にずっと仕事を続けていますが、女性とのいい出会いがなく、今に至っているという状態です。

僕の周りの結婚パターンを考えてみますと、①学生時代の彼女と社会人になって結婚、②社内もしくは仕事の関係者と結婚、③友達の紹介(いわゆる合コン、死語?)で結婚のいずれかで大半を占めます。彼は①のパターンがダメになり、仕事柄②のパターンは可能性が低く、③で何回か飲み会をしたのですがうまくいきませんでした。

勝手に彼をケーススタディとして使わせてもらいましたが、特に今の社会人は、社外での出会いなかなかない時代ではないかと思います。今回言いたいのはここで、出会いは作りにいかないと生まれないということです。自治体がやっている街コンもいいですし、趣味のサークルに入るのも有りかと思います。みんな仕事が忙しいですが、真面目に仕事やっているだけだと、結婚するのも難しいとは厳しい時代ですね。。。僕は③で結婚できましたけど、こうして考えるとほんと運が良かっただけやな。