令和家族の風景

女性の社会進出と男性の家庭進出で理想の家族に!?

疾風に勁草を知る【後編】

こんばんは、taa-です。

4月のコロナによる緊急事態宣言中、仕事が重要な局面を迎えていたけれども、毎日電車に乗って出勤させられたことで、改めて会社との価値観のズレを痛感し、逆の意味で疾風勁草だと思いました。その時の予想通り、今同じ状況が続いています。今回は勝手にその後編です。愚痴みたいな内容ですみません。

コロナ禍により我が社も例に漏れず売上げが激減していますが、収益見通しが明らかになり、目も当てられない状況であることが分かりました。今後ボーナスや給料に影響することは避けられません。でもこれだけの非常事態ですから、仕方なく受け入れて目の前の仕事を頑張るしかありません。こんな時こそ一致団結してこの難局を乗り越える、そんな気持ちになっていました。

ところがそんな売上が落ちている状況なので、当然の流れではありますが、経費を下げろという指令が全社的に下りています。その柱の一つが残業削減です。残業の上限時間が先に決められ、それに応じて働き方を考えろという指示です。

いや順番が逆やろ!と素朴に思いますが、ブラック企業のように先にノルマが決められ、次は働き方改革をするWGが組まれ、各部署で案を出せという指示がきます。残業を減らすための取組を考える仕事が発生します。このような緊急事態なんだからトップなり権限を持つ人がこの業務は当面止める!と言えば済む話なのになーと思いながら、「打合せをwebにして移動時間が減らせる」とか、ほとんど効果がないような案を絞り出して、またWGが繰り返されています。ただ、気骨のある人もいて、「“研修”や“勉強会”を一旦止める」という効果のある案も出されましたが、それは否決されました。。。じゃあどうやって残業を減らすんだ?となるのですが、出た答えに驚愕しました。「“研修”や“勉強会”は自発的な勉強なので業務時間から除く」というものでした。入社して十数年、本当にがっかりしました。担当者が業務説明するときはしつこいぐらい筋が通っているか、論理的かどうか問われるのに、よくこんな筋の通らない事をいけしゃあしゃあと言えるなと絶望感を感じました。ってかこれ労働基準法に違反してない?労基署にタレこんでやろうか、とさえ思いました。

ここ最近、未だに部下を怒鳴りつけたことを自慢する管理職、社内の折衝でウソをつく上司、中身ではなく誰が言っているかで意見をコロコロ変える組織など、古臭い大企業あるあるとして巷で言われる“大企業病”的な事態に立て続けに遭遇し疲弊していたところに、この残業削減問題が発生したので、連打を受けた後にカウンターを浴びたボクサーのように、かなりのダメージを受けています。

こんな気持ちで仕事するのは精神衛生上良くないし、ちょっと真面目に身の振り方を考える時が来たと思っています。コロナをきっかけにこんな事になるとは思わなかった。いや遅かれ早かれこうなったかもしれない。家族の生活を守るためにいきなり無職になったり収入を大きく減らすわけにはいかないので、難しい判断になりそうですが、自らのwithコロナafterコロナを考えていきたいと思います。