令和家族の風景

女性の社会進出と男性の家庭進出で理想の家族に!?

【少子化問題ケーススタディ③】僕の男友達の場合

こんばんは、taa-です。

日本の大問題、少子化問題検証シリーズ第三弾(今回で終わりそう)、今回は、僕のある男友達の場合を勝手に書いてみたいと思います。その友達とは中学時代からの付き合いで、アラフォー未婚です。どんな人間かといいますと、見た目は普通、コミュニケーションちょっと苦手、高学歴、就職時に挫折を経験(後述)、と取り立てて悪いところのない、普通のいいヤツなのですが、未だ結婚していません。当然子どもはいません。

勝手に彼を振り返りますと、中学高校時代は僕と同じでモテず、ロクに女の子と付き合うこともありませんでしたが、大学に入ると(彼は頭がよく有名大学に入学)人並みに彼女もできて、普通によくある大学生活を楽しんでいました。そして就活もうまくいき、非常に人気の高い有名企業に内定をもらって喜んでいました。

ここで、予想外の事が起こります。彼は理系で卒業論文を書いていましたが、その卒論を担当教授が通してくれず不可になったため、卒業できず留年になり、当然内定も取り消しとなりました。僕も理系の端くれだったので何となく状況は分かりますが、卒論なんてある程度真面目にやっていれば、不可になることはないのですが、まれに偏屈な教授に運悪く当たってしまうと、こういう事態が生じてしまいます。友達なので彼を庇うのですが、そんな学部生の卒論ごときで、真面目にやってきた学生の人生を変えるような判断をするなんて最低な教授だと僕は思います。彼は留年ではなく大学を退学し、フリーターになってしまいました。当時長く付き合っていた彼女とも別れてしまったそうです。一時は僕とも完全に連絡が途絶えてしまったので、実家に押しかけてようやく会えました。

そこから彼は立ち直り、通信制の大学を卒業し、就職することができましたが、この間に失った時間や彼女、有名企業でのキャリアは戻りません。その後は真面目にずっと仕事を続けていますが、女性とのいい出会いがなく、今に至っているという状態です。

僕の周りの結婚パターンを考えてみますと、①学生時代の彼女と社会人になって結婚、②社内もしくは仕事の関係者と結婚、③友達の紹介(いわゆる合コン、死語?)で結婚のいずれかで大半を占めます。彼は①のパターンがダメになり、仕事柄②のパターンは可能性が低く、③で何回か飲み会をしたのですがうまくいきませんでした。

勝手に彼をケーススタディとして使わせてもらいましたが、特に今の社会人は、社外での出会いなかなかない時代ではないかと思います。今回言いたいのはここで、出会いは作りにいかないと生まれないということです。自治体がやっている街コンもいいですし、趣味のサークルに入るのも有りかと思います。みんな仕事が忙しいですが、真面目に仕事やっているだけだと、結婚するのも難しいとは厳しい時代ですね。。。僕は③で結婚できましたけど、こうして考えるとほんと運が良かっただけやな。